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M&Aを成功させるためには?

M&A成功のための3つのキーポイント

M&A成功のための3つのキーポイント

中小企業によるM&Aの特徴として挙げられるのは、やはり会社の資産と経営者の個人補償や担保の資産をきれいに分けきることが出来ない点です。また、中小企業は上場をしておらず非公開株で出来上がっているため、的確な価格が描けないという問題もあります。こうした問題点を整理するためのキーポイントについて3つの観点から見ていくことにしましょう。

M&A成功のための3つのキーポイント ① ステークホルダーの整理と調整

市場価格により、評価額の決定していない中小企業にとって、銀行や株主、従業員や役員などのステークホルダーを整理し、どう対応していくのかをしっかりと見極めていく調整は非常に重要な役割を持っています。

銀行などの金融機関が何を求めているのか、株主の意見はまとまりそうか、従業員や役員の強い反対はないのかなどといった一種の根回しは、買収後の企業の形も決定するかもしれません。

特に、経営者の個人補償となっている資産がある際の金融機関の判断や、株主による株主総会の決定などによっては、M&A自体は認められたものの、手法が自由にならないなどの問題が出てきます。

しかも、これらステークホルダーの意見や調整がM&A成功の一歩手前の土壇場で変更されてしまうと、今まで準備してきた時間や資金が完全に無駄になってしまう場合もあるのです。

土壇場での変更は、最悪取引先との関係性にも影響を与えるかもしれません。

こうした調整事を積みかさねていくことで、失敗しないM&Aが見えてきます。

M&A成功のための3つのキーポイント ② 議決権

M&A手法を見ていくと、会社の資産や株式をどうするのかという視点や考え方がいたるところで出てくるのがわかると思います。

こうした資産や株式の所有権を移転させるような場合、必ず株式総会の議決が必要になってきます。

特に、株式譲渡などの場合、66.7%以上の賛成が不可欠です。

このパーセンテージはM&Aの手法によって、50.1%以上となってくる場合もありますので、必ず専門家に確認してください。

さて、株主総会を構成する株主ですが、会社によってその構成には様々なパターンがあります。

中小企業で、特にオーナー企業である場合は、その株式の多くは経営者自身が持っていることが多いでしょうが、配偶者や家族、遠い親族などにも分け与えている場合もあるでしょう。

また、場合によっては従業員や役員なども株主となっているのではないでしょうか。

株主の構成が複雑になっていればなっているほど、株主総会の意見調整には時間がかかります。

M&Aを成功させるために、あらかじめ株主構成を見直したり、分散した株式を集約したり、あるいはうまく買い取っていったりなどの方法で、株式総会をコントロールする必要も場合によっては出てくるでしょう。

M&A成功のための3つのキーポイント ③ 会社内外に協力者を見つける

M&Aを進めていくうえで、重要になってくるのは情報のコントロールです。

M&Aの準備段階で思わぬ形で社内などにその情報が流れてしまった結果、従業員のモチベーションが低下したり、大量の離職希望者が出てきてしまったりすることもあるかもしれません。

また、場合によっては、銀行などの金融機関や取引先との関係も悪化する場合もあります。

こうしたことのないように、情報の管理には慎重になる必要があるでしょう。

とはいえ、経営者一人でM&Aに必要な資料をすべて作っていくというのは、あまりにも負担が大きすぎます。

そのため、会社の内外で信用できる協力者を作っていく必要があるのです。

例えば、専門家の意見を取り入れるために、顧問弁護士や税理士などを活用していくというのも一つの方法でしょう。

あるいは、会社の経理担当者や総務担当者の一部に少しずつ情報を渡していくという方法も考えられます。

M&Aは財務や税務上の問題、あるいは会社の価値というお金に関して強い専門性が必要です。

そのため、こうした専門家が協力者として挙げることが出来るのであれば、成功可能性は大いに上がることでしょう。

失敗しないM&Aに重要なのはコミュニケーション

失敗しないための3つのポイントについてみてきました。

細かいところを見ていくと、こうした調整事以上に重要な問題がたくさん出てきます。

しかし、会社やビジネスも根底にあるものは人がやっているということです。

両社の納得と合意がない動きは必ずどこかで無理が生じてきます。

結果的に、それこそが失敗という大きな躓きの原因となるのです。

ぜひ、3つのポイントに注意しながら、失敗しないM&Aを進めていきましょう。

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