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M&Aの注意点を押さえる

M&Aの注意点① コンサルタントの役割

M&Aの注意点① コンサルタントの役割

M&Aは法律や財務など、とにかく非常に横断的で専門的な知識が必要であることはわかっていただけたと思います。それでは、この専門的な知識という点で、M&Aコンサルタントと呼ばれる人たちが一体どのようなサービスを展開しようとしているのか詳しく見ていきましょう。様々な知識を有した専門家集団をどのように活用したらいいのかについてわかってくるかもしれません。

M&Aコンサルタントの提供するサービスとは?

M&Aコンサルタントと一口に行っても、その内容は大きく異なることがあります。

ここでは、代表的な4つのM&Aコンサルタントのサービスについてみていきましょう

  • 事業継承M&A
  • 事業再編M&A
  • クロスボーダーM&A
  • 事業再生M&A

M&Aは本来的には、自社の状況を改善する方法であり、事業継承だけに使われる手法ではありません。

むしろ、M&Aをうまく活用すると事業継承の手法として非常に有効活用できるというイメージです。

この中で、事業継承M&Aは今までよく見てきたので置いておきましょう。

サービスの詳細

事業再編M&Aとは「主力サービスに注力したい。サブサービスを切り離したい」「グループ会社の環境を再編したい」などといった意図をもって行われることが多いM&Aです。

事業の「選択と集中」の効率性を高めていくために、収益性の高い事業に注力するための組織再編などはまさに好例でしょう。

クロスボーダーM&Aとは、海外の企業とのM&Aを主に指します。

少子高齢化の波を受けている日本社会ですが、一転海外に目を向ければまだまだ拡大よりは大いにあるでしょう。

事業再生M&Aは経営状況がかなり厳しい会社の手法といえます。

法的整理などの債務圧縮をも折り込んだ大胆な戦略を描くことが出来れば、事業再生の一手としてM&Aは可能性があるのです。

M&Aコンサルタントの属性

M&Aコンサルタントと一言に言っても、その得意分野や内容は会社によって異なります。

また、その会社がどのような業界からM&Aコンサルタントに参入してきたかによっても、考え方や視点がまちまちとなるでしょう。

ここでは、業界によっての違いについて注目してみます。

大きく分けて5つの業界にわけます。

  • 証券会社
  • メガバンク
  • 外資系投資銀行
  • M&Aブティックファーム
  • 財務系アドバイザリーファーム

パッと見ると同じような分野に見えてきますが、その内実はかなり異なっています。

国内大手証券会社はM&Aの専門部署をもっており、また株式の買い付けなど株式関連の動きについて非常に強いコンサルタントでしょう。

メガバンク系も同様にM&Aの専門部署を持っていますが、証券会社と比べるとはるかにファイナンスの部分でより強みを発揮します。

外資系投資銀行は国内だけでなく海外にも顧客を抱えているので、マッチングなどの際にはより柔軟な動きが期待できるでしょう。

ブティックファームは仲介がメインになります。

また、できることとできないことが明確にあるため最初の説明はしっかりと受けるべきです。

特に、仲介業務は「利益相反」という特有の問題を抱えていることが多いため、コーポレートガバナンスに注意が必要となります。

財務系アドバイザリーファームは、M&Aコンサルタント集団というよりも、税理士や弁護士などの専門家集団が集まって、それぞれ得意な分野を分担して作業していくイメージです。

そのため、対応できる企業規模や領域が広かったり、契約内容や法律の非常に細かい部分まで確認できるなどの特徴を持っています。

特に、M&Aを終えた後の相続の問題や贈与枠の問題などが不安である場合は、財務系アドバイザリーファームはおすすめです。

得意不得意を見極めてうまく活用していこう

M&Aコンサルタントと一言で言っても非常に幅があることがわかっていただけたのではないでしょうか。

こうしたコンサルタントの特質をうまく見極めながら、自分の会社が抱えている問題や、現経営者が気になることに強いコンサルタントを見つけることが必要です。

また、コンサルタントフィーは高額になりがちです。

しかし、高い金を払ったんだからうまくやってくれるだろうと安心してはいけません。

わからないところはしっかりと確認する、気になるところは納得するまで説明を聞く。

そのような慎重な姿勢が失敗しないM&Aを生み出すのです。

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